輸入化粧品の魅力

【魅力】輸入品ならではの個性溢れる素材と香り

デザイナーやオーナーの名を冠し、ブランディングを重視した輸入化粧品には国産の一般流通化粧品にはない“華”があります。見た目の華やかさだけではなく、素材や機能、使用法、テクスチャー、香りなど、個々のアイテムに個性豊かなブランドが多いのも特徴です。

例えば、輸入化粧品独特の香り。それぞれのメーカーが独自の香りを保有しており、これは香水メーカーに限ったことではありません。

また、ハーブエキスなどを配合してアロマテラピー効果を狙った化粧品では、世界各地で微妙に異なる原料品種の違い、香料や精油に関する歴史や文化の違い、調香師の感覚の違いなどが如実に現れています。

スキンケア製品では無香料を好むユーザーも少なくありませんが、バス・トイレタリーやメイクアップの場合、リラックス効果や基剤臭のマスキングのために多かれ少なかれ“香りづけ”が行われています。

化粧品と香りは切っても切れない関係にあり、自分だけの香りにどこまでもこだわるユーザーは少なくないのです。

成熟した化粧品市場

【イメージ画像】ノートPC

日本の化粧品マーケットのサイズは、2004年の販売金額において約21,690億円。メーカー出荷金額では15,000億円前後で安定しています。消費金額は米国に次いで世界第2位ですが、国土面積・人口あたりの消費金額では世界でもトップクラスです。

1996年以降は、一般消費者向けのコスメ・美容専門誌が相次いで創刊され、書店だけでなくコンビニでも容易に入手できるようになりました。インターネットの普及も後押しし、化粧品に対する消費者の知識レベルを一気に押し上げたのです。

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注目される海外コスメ

【イメージ画像】口紅

市場の成熟とOEMの普及で、国内メーカー製化粧品は、機能・品質に大きな差はなくなりました。しかし、化粧品に対する消費者意識は高まる一方で、大手メーカーが大量生産するマスプロダクションでは満足できず、「私だけのブランド」を海外コスメに求めるお客様が増えています。

海外旅行の際に何気なく手にした、日本未発売ブランドの商品に関するお問い合せもICIには数多く寄せられておりますが、消費者にとっての化粧品メーカーや輸入代理店の存在が、身近になっていることの現れです。

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輸入化粧品の市場拡大

15,000億円前後で安定している国内化粧品に対し、輸入化粧品の市場規模は2003年〜2004年にかけて10%近い成長を示しました。2004年〜2005年には約2%の微増にとどまりましたが、国内消費金額が伸び悩んでいる時に急伸する傾向がみられます。

フレグランスを中心に、マーケットデータには現れない並行輸入品の台頭や、インターネットでの個人輸入代行サービスの普及をみても、停滞する市場のカンフル剤となるのは輸入コスメ以外ありません。

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【イメージ画像】化粧品